セルフケア

股関節が痛いと思ったら!まずチェックすべきこと

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股関節や脚の付け根に違和感はありますか?

こんにちは☆

骨先生(@info_honesensei)です(^^)

岩手県にお住いのちいこさんよりご質問をいただきました。ありがとうございます!

じっと座っている時間が長いと股関節に違和感や痛みを感じます。和らげる方法について教えてください。

お仕事がデスクワークな方だけでなく、勉強や読書、車の運転時も座っていますから、案外長時間ですよね。そんな現代人ならではの不調への対処法をご紹介しますね。

あなたの股関節はきちんと機能していますか?

股関節の特性を確認する

私たち人間には、様々な種類の骨・関節で形作られていることは、骨セミナーや骨美人ダイエット本でもお伝えしているとおりですが、股関節は球関節という種類の関節です。

球関節とは、凹凸のようなイメージでソケットに骨がスポッとはまり込んでいて、はまった部分の形は球体になっています。ですので、特徴としては色々な方向へ滑らかに動く関節になります。

しかし、現代社会の生活様式の中では、先に述べたとおり座る時間が長く脚はいつも前にありますよね。(股関節屈曲といいます)
つまり色々な方向に動かせる股関節が、いつも同じ方向に曲げられている状態です。

すると、どうなるかというと・・・
足の付根(コマネチのラインです。笑)にある鼠径部のリンパの流れが停滞し、それが続いた結果、痛みや違和感を感じるという場合があります。

ですから、股関節は本来備わっている仕組みのとおりに、脚を前、横、後ろなどいろいろな方向へと動かしてあげることが大切です。

「あしりストレッチ」をしましょう♪

では、実際に股関節を動かしてあげましょう。
骨セミナーや骨美人ダイエット本の内容にある通り、鼠径部のリンパの流れや血液の流れを促すのは基本の「あしりストレッチ」になります。

普段は、前にばかり動かしている脚を「あしりストレッチ」では後ろに動かします!

はじめは、痛い~!という方が8割以上ですので、どうぞご安心を(笑)
慣れてくると、とっても気持ちよく病みつきになりますよ♡

寝る前が最もオススメです♡

「あしりストレッチ」写真を参考にしてくださいね!

出先などで床での動きができないときは、片おしりを椅子に乗せて「椅子バージョンのあしりストレッチ」をしましょう。

写真を参考にしてくださいね!

痛みが続く場合には受診をしましょう

基本のあしりストレッチもしくは、椅子バージョンのあしりストレッチをすることで、徐々に固まっていた股関節の動きがスムーズになります。

股関節の違和感や痛みは緩和、または解消していくことが多いのですが、あしりストレッチをしていて、余計に痛みがひどくなる場合、また痛みが続いて歩行が困難な場合には要注意です!

加齢や、運動不足による筋力低下に伴い、「変形性股関節症」という股関節のカタチ自体が変形してしまっていることも考えられます。

特に、女性の場合には閉経後、また60歳前後から「変形性股関節症」によって手術をする方が年々増加傾向にあります。

股関節は、同じ球関節である上半身の肩関節と違い、体重を支えている部分ですので、毎日かなりの重労働をしている関節です。

一生歩けるカラダでいるには、自己診断はせず、まずは受診をしてみて、医師の診断で問題がなければ、また「あしりストレッチ」を再開してみてくださいね♪

実は、私には股関節の異常があります・・・

実は私自身、左の股関節に少々変形があります。

20代後半、今と違って毎週15レッスンほど指導していたハードな時期に、股関節の違和感が続いていたため、整形外科を受診してわかりました。妊娠出産の際も股関節に負担がかかるから、なるべく早く出産したほうがいいと言われたときには焦りました・・・。

しかし、股関節に負担をかけてはいけないとわかったので、その後はレッスン量もセーブして疲れ過ぎないようにすることができましたし、普段から動作に負担がないよう気をつけて生活することができました。

無理せずに、医療の力を借りてみましょうね♪

まとめ

・股関節が本来持っている動きの特性を理解する

・基本の「あしりストレッチ」を行う

・痛みが続く、悪化している場合には受診しましょう

以上です。少しでも参考になれば嬉しいです!
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