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畳や床での正しい座り方は?
こんにちは☆
骨先生(@info_honesensei)です(^^)
神奈川県にお住まいのももちゃんさんよりご質問いただきました。ありがとうございます!
床や畳に座る時に、ぺたんこ座りや、横座りになってしまうのですが、きっと骨にはよくないですよね?あぐらをかいてもすぐに疲れて坐骨座りが崩れてしまいます。理想の座り方について教えてください!
ももちゃんさんは、以前販売していた骨セミナー復習用DVDを視聴してくださったようです。(春以降再販スタートしますのでお楽しみに♪)
DVDの中では、椅子に座って坐骨座りや肩回しをやっているのですが、今回は椅子がない場合での理想的な座り方についてご紹介していきますね。
床や畳にそのまま座ると腰痛・歪みの原因に!?
坐骨座りの重要性
まず、理想の座り方(骨や関節が快適で無理がない)のポイントは何と言っても、日々お伝えしている坐骨で座るという方法です。
骨セミナーや、骨美人ダイエット本では、わざわざ第1の項目に取り上げるほど欠かせないものです。
具体的には、骨盤の一番下にある坐骨という部分を床(座面)に対して垂直方向に立てる座り方なのですが、これを床にあぐらで座った状態でやろうとするとキツイのなんの…すぐに腰を後ろに曲げたくなり、骨盤が後ろに倒れてしまい腰痛や背骨の歪みを引き起こします。
ですがこの現象、あなたの気合が足りないのではなく、実は当たり前のことでして、骨や関節の位置に無理があるから起こることなんです!
では、無理のない状態になるにはどうしたらいいのかを解説していきますね。
ASISと膝の関係性を覚えよう
骨や関節の位置に無理がない状態にするために、覚えるべき2つの骨があります。
それは、
膝はどなたでも分かると思いますが、ASISってどこ!!??ですよね(笑)
ASIS(上前腸骨棘)とは、骨盤の前側の上のあたりを指します(腰骨のグリグリしたところです)ローライズパンツを履くと重なるあたり。
そして、その2つの骨の位置関係は、
この原則が坐骨で座ることに不可欠です!身体の構造上、ASISよりも膝が上になればなるほど、坐骨で座ることは困難になります。
座れる方は股関節の柔軟性があり、体幹の筋力がよほど高い方のみですので、一般の方は以下のように対処しましょう。
なるべく関節が楽なように設定する
おしりの底上げをする
ここまでの説明で、床に座って坐骨で座ることが難しいのは当たり前だとわかっていただいたかと思います。ここからは、なるべく骨や関節が快適な座り方になるための設定方法についてご紹介しますね。
今回のご質問のように床や畳など平らな面では、できるだけおしりの位置が、高くなるよう設定しましょう。
具体的には、クッションや座布団など、なんでもいいのでおしりの下に敷いて座ることです。
そうすることで、膝よりもASISが多少でも高くなるので、股関節も腰も楽になり、坐骨で座りをキープしやすくなりますよ。
といっても、外出先などでは何もおしりの下に敷くものがない!という場合もありますよね。私は電車移動中などは上着などおしりの下に敷いちゃいます。私の洋服さんペシャンコにしてごめんね(笑)
また上着はちょっと・・・という方はソフトジムボール(ギムニクボール)を携帯しておくのもおススメです。私も出張時は持って出かけて新幹線や飛行機で使っています♪
こういうものですので1つ持っておくのをおススメします♡
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ずっと同じ座り方は避けること
ここまでで坐骨で座ることやそのための設定が大事なのは重々わかったけれど、何も敷けない場面というのもありますよね。
そんな時のために、人間は動物なので原則を覚えておいてください(笑)
どういうことかというと、例え完璧な坐骨座りができていたとしても、ずっと同じ座り方をしていることは、動物である人間にとって窮屈なんです。
人間は動く生き物です。座り方に限らず、同じ姿勢(体勢)をとり続けていると、骨や関節が動かないので当然ながら筋肉も使われず、さらには体内の循環が滞り、老廃物が溜まりやすくなり、疲労感も感じやすくなります。
あぐら、安座、正座(膝が痛くなければ)など、いろんな座り方に変えながら関節に刺激を入れて動くことで、股関節・骨盤が動きますので下半身のリンパ液や血液の流れが促されてむくみや冷えの予防にも繋がります。
ですから、なるべくこまめに座り方を変えることを忘れずに行ってくださいね♡
横座りをしてしまった場合には
では最後に、ご質問者さんのように、ついつい横座りをしてしまったことにハッと気がついたら反対の横座りもして調整しておきましょう。
多くの場合、やりやすいほうの癖があり、片側に脚を流すのが習慣になってしまっています。反対の横座りをすることで、少しでも骨盤や筋肉の左右差を取り除きましょう。
うっかりやってしまう癖に気づくことは、後天的な側弯症(背骨が横に曲がってしまう)を避けることに繋がります。
・ASISと膝の位置を確認する
・平らなところでは、おしりの下にクッションや座布団を入れ高くして座る
・横座りをしてしまったことに気づいたら反対側もする
以上です。
少しでも参考になれば嬉しいです!
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