前回のコラム(トレーナー選びのポイント【1】)から引き続き、長期的に数十万の投資をしてトレーナーの方に指導をお願いして成果を出す場合にはということを前提に、私の視点から考えるポイントをお伝えしています。
前回は施設別に、選び方のポイントをお伝えしましたが、該当者が複数でまだ絞れないという場合があると思います。今回はそういった場合に、該当のトレーナーに対してちょっとした質問を投げかけることによってその方の「応用力」を見極めていくことができる方法をお伝えしますね。
1:マシンや自重トレーニングなどを教わる
まずは、体験セッションや、無料で質問できる機会にマシンの使い方や自重トレーニングの方法を1つ教わります。
↓
2:質問をします!
教わったあと、今教わった方法について
「自宅にはこのマシン(またはツール)がないので、何か代わりにできる方法はありますか?」※1
「今教わった自重トレーニングは、筋力の弱い祖母でもやっていいのですか?」※2
などの質問をします。
みなさんが行うことはコレだけです!
※1の質問からは・・・
その運動の主の目的は何かを把握しているかの基礎力と、道具がなくても指導できる応用力を見極めることができます。
※2の質問からは・・・
同じ運動であっても、対象者別にリスクを配慮してアレンジできる対応力や応用力を見極めることができます。
それぞれの回答からそのトレーナーの応用力を見極めましょう!!
NG回答の例
※1の回答が「この運動はここに来てくださらないとできません」「他の方法は・・・(出てこない)」
※2の回答が「いや、これは無理ですね」と代替え案を提示できない。
OK回答の例
※1の回答が「ご自宅で行う際にはこういった方法がありますよ(具体的に教えてくれる)」
※2の回答が「筋力の弱い方の場合にはこのように強度を下げて行えばできますよ(具体的に教えてくれる)」
いかがですか?例題として活用してみてくださいね。
前回のコラムでは資格や試験のパスのために最低限の専門性がある方を見極めましたが、専門性があるといっても知識のみの頭でっかちで、自分の理論をお客様に押し付けてしまう方が意外と多いのです。(残念ながら多くのお客様から、そういったご相談を受ける機会が。涙)
ですから、上記のような2つの質問をすることにより、知識を目の前のお客様が必要としている形に変換してお伝えすることができる「応用力」を見極めてみてくださいね。
次回のコラムでは、欠かせないポイントの最後「再現性」についてお伝えしますね。
☆まとめ☆
・応用力が見極められる質問をする
・その回答から、応用力を見極める
・知識を押し付けない方を選ぶ
以上です。
◆骨セミナー
◆骨先生のオンライン個別相談
◆運動指導者向けビジネスセミナー
◆予約可能日時
◆お問い合わせ骨先生の公式LINE@ができました
骨先生の最新情報を受け取りたい方は、LINE@にご登録くださいね♡
QRコードまたは
または
@honesensei
で検索!!